2006年8月27日

ミュンヘンから車でわずか2時間。オーストリアのチロル地方、シュヴァッツという町の郊外の、標高1300メートルの山の上にあるホテル「フランケンアスト」で3日間骨休みをしました。1907年にあるオーストリア人が建てた山小屋は、99年経って孫たちによって立派なホテルに生まれ変わりました。外から見ると、よくある山岳ホテルですが、中に入ると、様々な現代美術品が飾ってあり、食事も有機野菜や、有機飼料で育てた牛や豚の肉が出されます。アルプスの湧き水つまりミネラルウォーターも、ハーブティーも飲み放題。

大きなテラスからは、雄大なオーストリア・アルプスと、インスブルックから流れるイン川の谷間の風景が、朝な夕なに目を楽しませてくれました。サウナの窓からも、アルプスの山並みが見え、とても贅沢なひとときを過ごしました。ミュンヘンは東京に比べると、人口もはるかに少ない地方都市ですが、わずか2時間で大自然の中に溶け込むことができるのが、私は好きです。この地に住んで、はや16年目になった理由の一つです。